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英語のビジネスメールでよく使うフレーズ <感情表現>

英語のビジネスメールであなたの感情表現をうまく書きたいことがあると思います。英語で感情表現をする時のフォーマットと、ビジネスメールにふさわしい感情表現の書き方についてご紹介します。

感情表現のフォーマット

基本形

感情表現の基本フォーマットは、

「主語」+「be 動詞」+「感情を表す形容詞」
 例: I      am       happy. (幸せです)

です。過去の表現は「be 動詞」を過去形にすることで表現します。

「主語」+「be 動詞」+「感情を表す形容詞」
 例: I      was      happy. (幸せでした)

「be 動詞」の代わりに「feel」を使うこともできます。

「主語」+「feel」+「感情を表す形容詞」
 例: I      feel      happy. (幸せな気分です)

※「be 動詞」を使うよりも婉曲的な表現になります。

ある物・事柄・相手が感情を引き出した時は受動態を使います

「主語」+「動詞 受動態」+「感情を表す形容詞」
 例: I      am excited. (興奮しています)

受動態を使った表現を、物事を主語にして表現することもできます。

「It」+「be 動詞」+「動詞現在形」
例: It      is      surprising. (驚きです)

※人の代わりに物を主語にすることで、客観的な表現にすることができるので、ビジネスメールで使いやすい形になります。

感情表現の単語リスト

8 つに分類されると言われる基本感情ごとに感情表現をまとめてみました。フォーマットを使って感情表現の単語を入れ替えることで、ほとんどの感情表現が可能になります。

1. 喜び・・・希望が達成されたり優しさを感じた時の爽やかな気持ち

嬉しい

  • glad / うれしい
  • delightful / 歓喜
  • gleeful / 上機嫌
  • happy / 幸せ
  • lovely / 素敵
  • awesome / 素晴らしい
  • overjoyed / 大喜び

楽しい

  • fun / 楽しい
  • lighthearted / (物事が)楽しい
  • pleasant / 愉快
  • scintillating /(会話が)楽しい

満足

  • satisfied / 満足している
  • content / 満足している

感謝

  • appreciated / ありがたい
  • grateful / ありがたく思う

親しみ

  • familiar / 親しみがある
  • affinity(人や物への)親しみがある
  • congenial(人や性格などに)親しみがある

感心・感動

  • impressed / 感銘を受ける
  • amazed / 驚嘆した
  • moved / 感動した
  • touched / 心打たれた

興奮

  • excited / 興奮
  • thrilled / わくわくする

その他

  • nostalgic / 懐かしい

2. 信頼・・・心配することなく、信じて安心できる気持ち

  • confident / 自信がある
  • respectful / 敬愛している
  • calm / 落ち着いている
  • longing / 憧れている
  • serene / 穏やか
  • relaxed / くつろいでいる
  • proud / 誇りに感じている
  • relieved / 安堵している
  • motivated / 意欲がある

3. 恐れ・・・害悪や危険な事柄に対して逃避したいと感じる気持ち

  • afraid / 恐れている
  • scared / 怖がっている
  • anxious / (漠然とした未来の結果について)心配している
  • worried / (個人的なことについて)心配している
  • concern / (周囲の人・出来事について)心配している
  • lonesome / 心細い
  • leery of ~ / ~に不信感を抱く
  • distressed / (悪いニュースなどに)悩む
  • stumped about ~ / (どうしたらよいか分からずに)悩む
  • aching / 心が痛む
  • nervous / 緊張している、神経質になっている
  • hesitating / ためらっている

4. 驚き・・・予期しない事柄を体験した時の瞬間的な気持ち

  • surprised / 驚いている
  • astonished / 非常に驚いている
  • amazed / 度肝を抜かれた
  • startled(不意をつかれて)驚いた
  • shocked / ショックを受けている
  • speechless / 言葉では表せないほど驚いた
  • amazing / (良い意味での驚き)驚嘆している
  • dazzled / (素晴らしさや才能や人に)驚嘆している
  • confused / 困惑している
  • upset / 動揺している
  • bewildered / 戸惑う
  • overwhelmed / 圧倒されている

5. 悲しみ・・・物事がうまくいかなかった時や、大切な物を失った時に感じる残念な気持ち

  • sad / 悲しい
  • devastated / 非常にショックで悲しい
  • grieved / 深く悲しむ
  • disappointed / 失望している
  • sorrowful / 切ない
  • depressed / 落ち込む
  • dejected / 落ち込む (depressed よりは軽い)
  • despondent / 落胆する
  • tired / 疲れている
  • exhausted / 疲れ果てた
  • aching / 心が痛む
  • abject / 惨め
  • embarrassed /(人前で失敗してしまった時の他人に対する恥ずかしさで) 恥ずかしい
  • ashamed /(常識外れの行動や、道徳的に良くない行為をしてしまって)恥ずかしい

6. 嫌悪・・・物事に対して不快に感じる気持ち

  • unhappy / 楽しくない
  • hard / 辛い
  • tough(仕事などが)辛い
  • arduous / (困難な状況が)辛い
  • grueling /(精神的・肉体的に)辛い
  • harrowing / (状況が)辛い
  • unendurable / (困難な状況などに)我慢できない
  • patient / 我慢している
  • bored / 退屈している
  • dissatisfied / 気に入らない
  • provoking / じれったい
  • bothersome / 煩わしい
  • cumbersome /(方法・手続きなどが時間がかかったり複雑だったりして)煩わしい
  • onerous /(仕事・任務・義務・負担などが)煩わしい
  • troublesome /(人や物事が)煩わしい
  • tired / 疲れている
  • exhausted / 疲れ果てている

7. 怒り・・・尊重されなかったり傷つけられたりした時に起こる不愉快な気持ち

  • angry / 怒っている
  • furious / 激怒している
  • mad / 怒り狂っている
  • indignant /(不公正に対して)憤慨している
  • bitter /(不当な扱いを受けたので)憤慨している
  • insulted /(侮辱されていると感じていて)憤慨している
  • irritated / イライラしている
  • annoyed / イライラしている
  • frustrated / (思いどおりにならず)イライラしている
  • disgruntled / 不機嫌な、ムッとしている
  • aggravated / (かなり)イライラしている
  • grumpy / 機嫌が悪い
  • awful / 不愉快である
  • disgusted / むかついている

8. 期待・・・自分の予想したとおり事柄が進むことを望む気持ち

  • expectant / 期待している
  • desirous / 希望している
  • hopeful 希望に満ちている
  • curious / 気になっている
  • interested / 興味がある

感情の大きさを表現する副詞

感情の大きさは、強い調子の形容詞を使う以外に、形容詞を修飾する副詞をつけることで表現できます。副詞の場所は原則的に形容詞の直前です。

「主語」+「be 動詞」+「感情の大きさを表す副詞」+「感情を表す形容詞」
   I      am        very            happy. (幸せでした)

  • absolutely / 非常に ものすごく
  • very / とても 非常に
  • so / とても
  • really / 本当に
  • deeply / 深く
  • quite / かなり
  • somewhat / 少しばかり
  • a little / 少し
  • a bit / 少し

ビジネスメールで感情表現するときのコツ

ビジネスメールでは基本的に感情を抑制した理性的な文を書きます。感情表現に対する相手の受け止め方を充分に考慮して、表現するようにしましょう。

良い感情の時は大げさに表現するのがいいでしょう。悪い感情の時は、その表現を使うことによりビジネスがスムーズに進むのであれば大丈夫です。悪い感情を書くだけでなく、悪い状況を好転するための具体的なするべきことも一緒に書くべきでしょう。

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