機能紹介
I/O EDITORは「ノートリンク機能が付いたアウトライナー」です。シンプルに個人知識管理を実行する機能を提供します。アウトラインで構造を作りつつ、同時にノート間のリンク機能も使えます。
アウトライナーの機能
アウトライナーは「情報のアウトライン(輪郭)を効率的に編集するためのツール」です。 アイデアプロセッサーとも呼ばれ、文章を記述する前の発想をまとめておいたり、考えを文章として精密に表現する前に、その論の構造だけを抜き出して、全体として筋が通るような組み立てを考えたりします。
アウトライナーの基本的な機能は下記の3つになります。
- アウトラインを視覚的に表示する機能
- アウトラインを折りたたむ機能
- アウトラインを組み替える機能
ノートリンクの機能
アウトライナーのアイテムをアトミックノートとして簡単に作成できて、そのアトミックノートへのリンクを簡単に作成できる機能があります。 この機能によって、関連するノートを簡単に見つけ素早くアクセスすることができたり、一つノートにリンクをまとめることで、特定の文脈を自由に与えることができます。
- [[アトミックノートのタイトル]](2重角括弧で囲う) でアトミックノートを作成
- [アトミックノートのタイトル](角括弧で囲う)でアトミックノートへのリンクを作成
- [アトミックノートのタイトル]をダブルクリックして簡単に素早くアクセスできます
- アトミックノートタイトルのサジェスト機能
- アトミックノートタイトルの一括修正機能
- アトミックノートタイトルの重複防止機能
二分割表示の機能
二分割された画面にノートを同時に並べることで、ノート編集の作業効率が向上します。
二つのノートを並べて見ることで新しい発見があったり、既存のアイデアを補完できたりします。以前に見落とした情報や隠れたパターンに気づくことがあるからです。このことにより、効率的な情報整理や思考の促進などが期待できます。
例を上げると
- アトミックノートのリストを見ながら構造ノートを作ることで、アトミックノート間の新しい関連性に気がついたり、有用なアトミックノートの取りこぼしを防げたりできます。そのことで、構造的ノートの完成度の向上を助けます。
- 思うがままに頭の中のことを書き出し連想を重ねるフリーライティングしたものを見ながら、別のノートにその主旨や要点を抽出し整理することができます。 フリーライティングで生まれた素材を一時的なものではなく、蓄積された知識として活用しやすくなります。
- 一画面に表示できないぐらい遠く離れた所にある「構造ノート」や「構造ノートに貼られたリンク」をスムーズに移動したり再構成できたりできます。
機能をシンプルに保つことで高機能を保つ
特定の機能を高性能化するために、機能をシンプルに保つことを目指しています。
- 共同編集の機能・・・個人の知識管理ツールとして特化するため
- 文献管理の機能・・・自分の思考と、他の人の思考がまざらないようにするため
- 複雑な出力の機能・・・思考を整理するのに特化するため清書は別のところで行う
- 長文編集の機能・・・小説など1冊の本を記述するような長文を書くことに必要な素材を整理することに特化するため
- 画像を扱う機能・・・思考を整理する上で「自分の言葉で書く」ということを重視しています。画像を貼り付けてしまっては自分の言葉で書くことをスルーしてしまいます。 なのでアウトライナーのアイテムに画像を扱う機能は実装していません。